インターネットサービスはこれからどうなるのだろうか

たまには,筆を取ろうと先日,友人と話している際に上がった話題について少し考えてみる.
twitterの次はどのようなWebサービスが来るのか?
というものである.


BBS,メッセ,mixiなどの変遷を辿り現在twitterが一般層にもてはやされているWebサービスだと思う.
こういったWebをインフラとしたコミュニケーションサービスは今後どのような方向に向かうのであろうか,それが問題である.
私が,思うにmixitwitterの大きな差異はタイムリーさとその情報量の少なさであると思われる.
より,蜜にコミュニケーションを取ろうとすれば情報量よりもタイムリーであることの方が重要であるのかもしれない.というより,タイムリーであればたくさんの情報量を発信するのは面倒である.
ただ,現在twitterをタイムリーなコミュニケーションツールとして認識して利用している人間がどれだけいるかは知らない.個人的にはtwitterそのままの意味の毒にも薬にもならんどうでもいいことの垂れ流しだと思っている.


しかし,twitterはインフラとしての価値を備えていることよりmixiはぜんぜん違うものであると認識することが出来る.
iPhoneアプリなどでのゲームのスコアや位置情報の発信,商品情報などのPRなどtwitter社が意図したかどうかは知らないが,企業の情報発信などのインフラとしての機能も備えているあたり非常に今までのコミュニケーションツールとは異質な感じがする.


また,これは上記とは話の路線が変わるがインターネットサービスの提供の仕方が変わっていることも見逃せない.
Dropboxevernoteなどインターネットを利用したサービスを展開しているがWebを利用しない形のサービスも非常に面白いと思う.
webブラウザを介してアクセスするサービスはアプリを用いてアクセスするサービスよりも数段手間が存在するし,ユーザビリティにも限界が生じる.
このあたりのことを考えると,これからのインターネットは専用ツールによるサービス提供が強くなるのではないかと私は思う.
でも,インストールはすんのは面倒だし,開発側にすれば複数のOSに対応するアプリケーションの開発とか面倒だし,SaaSとか言う言葉もあるしとりあえずはWebサービスでいいんじゃねという空気がまだまだ漂う気もしないではない.
OSの縦断は開発言語を選べばなんとかなりそうな気はしないでも無いが,どうなんだろうか.
しかし,こういった専用ツールの提供において最もクリティカルに働くのはスマートフォンに対してどの程度のサービスが提供出来るのか,日本においては通称ガラケーにどの様にサービスを提供するかが鍵のように思われる.


ともあれ,これからはインターネットの時代だと思います.